ニコンの
老眼対策レンズ
「Zシリーズ2.0」
装用者の声
フォトグラファー 曽根原 昇

信州大学大学院修了後に映像制作会社を経てフォトグラファーとして独立。2010年に関東に活動の場を移し、雑誌・情報誌などの撮影を中心にカメラ誌等で執筆もしている。写真展を定期的に行うため、作品撮りのために海外に行くことも多いという曽根原さんにニコンの老眼対策レンズ「Zシリーズ2.0」を装用した感想を語っていただきました。
世界が変わるほど、
よく見える

曽根原さんのレンズと度数 センチュリーAI Z 2.0
屈折率:160 累進帯長:12㎜
コーティング: シーコートネクスト ダイヤモンド
R)S-2.75 C-1.00 AX 91 ADD 2.25
L)S-2.00 C-0.50 AX 105 ADD 2.25
Q:お仕事についてお聞かせください。
曽根原さん:以前は主に雑誌で写真を撮ることが多かったのですが、最近はコロナの影響で雑誌が減ってしまったのでネット関連での仕事が多くなっています。カメラやレンズのレビューをすることも多いので、そちらでも活動しております。写真展を定期的に行っていますので、作品撮りをするために海外にも行くこともあります。
Q:写真に対するこだわりや大事にしていることをお聞かせください。
曽根原さん:本当に基本的なことなのですが、ピントやブレといった細かい基本的な作業の手を抜かないようにしたいと思っています。そのためにもカメラのモニターやパソコンのモニターがよく見えないと、できなくなってしまいますので、良く見えるようにしたいと思い、今回新しいメガネを作りました。


Q:以前はどのような場面や見え方でお困りだったのですか?
曽根原さん:仕事の時、ありとあらゆる場面で困っていました。カメラでの写真撮影は、まず被写体を見つけるところから始まります。カメラの操作をして、被写体にレンズを向けて、撮影が終わった後は確認をしますし、確認が終わった後はセレクトして、最後にプリントアウトして完成します。最初から最後まで必ず見るという行為があるので、そのとき合わないメガネだったり裸眼だったりすると、見えないものが出てきてしまいますのでインプットからアウトプットまですべてにメガネが必要になってきます。
Q:今回、ニコンの老眼対策レンズ「Zシリーズ2.0」でメガネをお作りいただきました。見え心地はいかがですか?かけたときの第一印象もお聞かせください。
曽根原さん:第一印象は“見える”って感じで、確実に世界が変わります。
「MTF」に着目して開発されたレンズということですが、「MTF」とはカメラや写真が趣味の方にとっては、結構馴染みのある言葉で、要はコントラストを厳密に合わせるための調整だと思います。さすがにそれを使っているだけあってクッキリと見えます。
コントラストがはっきりしていますので、白いものは白く見えますし、黒いものは黒く見えます。 世界の見え方が変わると先ほど言いましたけど、まさにそういうことが全体的に影響しているのだろうと思います。使っていて、気持ちがよくなります。
Q:お仕事の場面で見え方がどのように改善されましたか?
曽根原さん:カメラには視度補正というのがあるので、ファインダーを覗いている時は大丈夫なのですが、ファインダーから目を離して、絞りやシャッター速度、ISO感度などカメラの設定をする時に今まではいちいちメガネを外さないといけなかったのが必要なくなりました。
撮影した後にモニターで再生して確認するのですが、それもメガネを外さずスマートにできるようになりました。写真を加工・レタッチする時は、撮った写真を確認するために複数台のモニターを使うのですが、それぞれ距離が違うモニターにピントを合わせるために今までは目の位置を変えたり、姿勢を変えたり、ある時はメガネを外さないといけなかったのが全く必要なくなりました。 いいのか悪いのか分からないですが、メガネをかけていることを忘れてしまいます(笑)。



Q:パソコン環境での使い勝手はいかがですか?
曽根原さん:ノートパソコンをモニターに接続して使っており、モニターを見る時はちょうど下目使いになるから大丈夫なのですが、メインのモニターを見ようとすると今までは下目使いで見ないといけないので、正直途中で疲れてしまうことがありました。
「Zシリーズ2.0」にしてからは、それが必要なくなり、視線移動が自然でシームレスというかスマートというか、普通に見えます。これもメガネをかけていることを忘れてきますね。 クッキリ見えるので、モニターの写真が本当によく見えるというのはレタッチする時にすごく助かっています。
Q:眼鏡専門店でのメガネ作りはいかがでしたか?
曽根原さん:すごくお店の方が親身になって最初から最後まで、細かいところまで検査してくれるので、 一緒に作っているという感覚が出てきますね。あそこまで機械を使って科学的というか、論理的にやっていただいているので、先ほどお話した「メガネをかけている感覚がなくなってくる」というのは、こうした丁寧な対応が影響しているのでしょうね。


曽根原さん、貴重なお話をありがとうございました。
